BlackBerry Configuration Database を新しい Microsoft SQL Server またはインスタンスに移動する方法
環境
- Microsoft® Exchange 用 BlackBerry® Enterprise Server ソフトウェアバージョン 2.1~4.1
- IBM® Lotus® Domino® 用 BlackBerry® Enterprise Server ソフトウェアバージョン 2.1~4.1
- Microsoft® SQL Server™ 2000 Service Pack 3
- Microsoft SQL Server 2005
手順
BlackBerry Enterprise Server サービスは、この記事で説明する処理の実行中は停止されます。
重要:BlackBerry Enterprise Server を再起動すると、BlackBerry スマートフォンへのメール配信に遅延が生じます。 詳細については、KB04789 を参照してください。
BlackBerry Configuration Database を新しい Microsoft SQL Server またはインスタンスに移動するには、次の手順に従います。
注意:Microsoft Exchange 環境では、特に明記しない限り、BlackBerry Enterprise Server 管理者アカウントを使用してタスクを実行してください。
- BlackBerry Configuration Database をバックアップします。
- 新しい Microsoft SQL Server を準備します。
- BlackBerry Configuration Database を復元します。
- BlackBerry Enterprise Server を設定します。
BlackBerry Configuration Database をバックアップするには、環境に応じた手順に従います。
Microsoft SQL Server
- Enterprise Manager を開きます。
- BlackBerry Configuration Database(例:BESMgmt)を右クリックします。
- [データベースのバックアップ]を選択します。
- [追加]をクリックし、ディレクトリ名とファイル名を指定します。
- [OK]をクリックして、設定を受け入れます。
- もう一度[OK]をクリックして、バックアップ処理を開始します。
- 処理が完了したら、Enterprise Manager を閉じます。
Microsoft SQL Server Desktop Engine(MSDE)
- コマンドプロンプトで「osql -E」と入力し、Enter キーを押します。
注意:Microsoft SQL Server の名前付きインスタンスにログインする場合は、次のコマンド構文を使用してログインします。
osql -E -S <Microsoft Server 名>\<インスタンス名>
- 次のコマンドを、指定された順に入力します。
1> backup database <BlackBerry Configuration Database 名> to disk = "C:\<BlackBerry Configuration Database 名>.bak"
2> go
1> quit
- コマンドプロンプトを閉じます。
Microsoft SQL Server を準備するには、次の 4 つの手順に従います。
手順 1
環境に応じて、適切な権限を割り当てます。
注意:このタスクは、新しい Microsoft SQL Server に管理者としてアクセスできるアカウントを使用して実行してください。
Microsoft SQL Server
- Enterprise Manager を開きます。
- Microsoft Server Group\<Microsoft Server 名>\Security を開きます。
- [ログイン]を右クリックし、[新規ログイン]を選択します。
- [全般]タブで、二重引用符("")のボタンをクリックします。
- [グローバルアドレス一覧]から、BlackBerry Enterprise Server 管理者アカウントの名前を選択します。
- [追加]をクリックし、[OK]をクリックします。
- [サーバーロール]タブで、[Server Administrators]と[Database Creators]を選択します。
注意:BlackBerry Enterprise Server ソフトウェアバージョン 4.1 では、ロールに基づく管理にはシステム管理者ロールが必要です。
- Enterprise Manager を閉じます。
MSDE
- 新しい Microsoft SQL Server にログインします。
- [マイコンピュータ]を右クリックし、[管理]をクリックします。
- [ローカルユーザーとグループ]を展開します。
- [グループ]を選択し、[管理者]グループを開きます。
- [追加]をクリックします。
- BlackBerry Enterprise Server 管理者アカウントの名前を入力し、[名前の確認]をクリックします。
- [OK]をクリックして、[コンピュータの管理]ウィンドウを閉じます。
手順 2
環境に応じて、適切なサーバープロトコルを有効にします。
MSDE または Microsoft SQL Server 2000
- [スタート] > [ファイル名を指定して実行]をクリックし、「svrnetcn」と入力して[OK]をクリックします。 SQL Server ネットワークユーティリティが開きます。
- [TCP/IP] と[名前付きパイプ]の両方が、有効なプロトコルとして表示されることを確認します。
- SQL Server ネットワークユーティリティを閉じます。
- 手順 2 でプロトコルを有効にした場合は、Microsoft SQL Services を再起動します。
Microsoft SQL Server 2005 Express または Microsoft SQL Server 2005
- [スタート] > [Microsoft SQL Server 2005] > [構成ツール] > [SQL Server Configuration Manager] > [SQL Server 2005 ネットワークの構成]の順にクリックします。
- BlackBerry Configuration Database で使用する Microsoft SQL Server インスタンスを選択します。
- 必要に応じて、[TCP/IP]および[名前付きパイプ]プロトコルを有効にします。
- 手順 3 でプロトコルを有効にした場合は、Microsoft Services を再起動します。
手順 3
Microsoft Server Agent サービスが実行されていることを確認します。
注意:このサービスは Microsoft SQL Server 2005 Express には存在しません。
- Microsoft® Windows® の[コントロールパネル]を開き、[管理ツール] > [サービス]の順に開きます。
- Microsoft Server Agent サービスが開始しており、スタートアップの種類が[自動]に設定されているこを確認します。
- [サービス]ウィンドウを閉じます。
手順 4
BlackBerry Configuration Database のスキーマを更新します。
重要:新しい Microsoft SQL Server インスタンスに空白の BlackBerry Configuration Database を作成するために BlackBerry Enterprise Server ソフトウェアをインストールした場合は、スキーマはすでに更新されていますので、次のタスクは実行しないでください。
- 使用している BlackBerry Enterprise Server バージョン用のインストールパッケージをダウンロードします。
- インストールパッケージのコンテンツを解凍します。
- 新しい Microsoft SQL Server に[Database]フォルダをコピーします。
- [Database]フォルダを開き、メモ帳などのテキストエディタで BESMgmt.cfg ファイルを開きます。
- 「DB_NAME=BESMgmt」の行を見つけ、指定された名前が BlackBerry Configuration Database 名と同じであることを確認します。
- Microsoft SQL Server の名前付きインスタンスを使用する場合は、「SERVER=local」の行を「SERVER=<Microsoft Server 名>\ <インスタンス名>」に変更し、ファイルを閉じます。 変更内容を保存します。
- コマンドプロンプトから、[Database]ディレクトリを開きます。
- 「createdb.exe BESMgmt.cfg」と入力し、Enter キーを押します。
- コマンドの実行が完了したら、コマンドプロンプトを閉じます。
環境に応じて、次のいずれかの方法を使用して BlackBerry Configuration Database を復元します。
同じディレクトリ構造を持つ Microsoft SQL Server 上の BlackBerry Configuration Database
- BlackBerry Configuration Database バックアップを新しい Microsoft SQL Server の C:\ パスにコピーします。
- コマンドプロンプトで「osql -E」と入力し、Enter キーを押します。
注意:Microsoft SQL Server の名前付きインスタンスにログインする場合は、次のコマンド構文を使用します。
osql -E -S <SQL Server 名>\<インスタンス名>
- 次のコマンドを、指定された順に入力します。
1> restore database <BlackBerry Configuration Database 名> from disk = "c:\<BlackBerry Configuration Database 名>.bak" with recovery, replace
2> go
1> quit
- コマンドプロンプトを閉じます。
異なるディレクトリ構造を持つ Microsoft SQL Server 上の BlackBerry Configuration Database
- BlackBerry Configuration Database バックアップを新しい Microsoft SQL Server の C:\ パスにコピーします。
- コマンドプロンプトで「osql-E」と入力し、Enter キーを押します。
注意:Microsoft SQL Server の名前付きインスタンスにログインする場合は、次のコマンド構文を使用します。
osql -E -S <SQL Server 名>\<インスタンス名>
- 次のコマンドを、指定された順に入力します。
1> restore database <BlackBerry Configuration Database 名> from disk = "C:\<BlackBerry Configuration Database 名>.bak" with move "<BlackBerry Configuration Database 名>" to "<新しいパス>\MSSQL\Data\<BlackBerry Configuration Database 名>.mdf", move "<BlackBerry Configuration Database 名>_log" to "<新しいパス>\MSSQL\Data\<BlackBerry Configuration Database 名>.ldf"
2> go
1> quit
- コマンドプロンプトを閉じます。
BlackBerry Configuration Database のデタッチと再アタッチ
環境に応じて、次のいずれかの手順に従います。
Microsoft SQL Server
- [コントロールパネル]を開き、[管理ツール] > [サービス]の順に開きます。
- 「BlackBerry」で始まる名前を持つサービスを停止します。
- 既存の Microsoft SQL Server にログインします。
- Enterprise Manager を開きます。
- BlackBerry Configuration Database 名を右クリックします。
- [すべてのタスク]を選択し、[データベースのデタッチ]をクリックします。
- Enterprise Manager を閉じます。
- Microsoft SQL Server の[Data]ディレクトリを開き、MDF ファイルと LDF ファイルをコピーします。
注意:デフォルトのパスは、 C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL\Data\ です。デフォルトのファイル名は、BESMgmt.mdf および BESMgmt.ldf です。
- ファイルのコピーを新しい Microsoft SQL Server に移動します。
- 新しい Microsoft SQL Server にログインします。
- Enterprise Manager を開きます。
- BlackBerry Configuration Database 名を右クリックします。
- [すべてのタスク]を選択し、[データベースのデタッチ]をクリックします。
- 手順 8 でコピーしたファイルを Microsoft SQL Server の[Data]ディレクトリに移動します。 ファイルの上書きを確認するメッセージが表示されたら、[はい]をクリックします。
- Enterprise Manager で、[Database]フォルダを右クリックし、[すべてのタスク]をクリックします。
- [データベースのアタッチ]をクリックします。
- アタッチする MDF ファイルを選択し、[OK]をクリックします。
- Enterprise Manager を閉じます。
MSDE
- [コントロールパネル]を開き、[管理ツール] > [サービス]の順に開きます。
- 「BlackBerry」で始まる名前を持つサービスを停止します。
- 既存の MSDE Server にログインします。
- コマンドプロンプトで「osql -E」と入力し、Enter キーを押します。
注意:Microsoft SQL Server の名前付きインスタンスにログインする場合は、次のコマンド構文を使用します。
osql -E -S <SQL Server 名>\<インスタンス名>
- 次のコマンドを、指定された順に入力します。
1> exec sp_detach_db @dbname = "<BlackBerry Configuration Database 名>"
2> go
1> quit
- Microsoft SQL Server の[Data]ディレクトリを開き、MDF ファイルと LDF ファイルをコピーします。
注意:デフォルトのパスは、 C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL\Data\ です。デフォルトのファイル名は、BESMgmt.mdf および BESMgmt.ldf です。
- 手順 6 でコピーしたファイルを新しい Microsoft SQL Server に移動します。
- 新しい MSDE Server にログインします。
- コマンドプロンプトで「osql -E」と入力し、Enter キーを押します。
注意:Microsoft SQL Server の名前付きインスタンスにログインする場合は、次のコマンド構文を使用します。
osql -E -S <SQL Server 名>\<インスタンス名>
- 次のコマンドを、指定された順に入力します。
1> exec sp_detach_db @dbname = "<BlackBerry Configuration Database 名>"
2> go
2> quit
- 手順 6 でコピーしたファイルを Microsoft SQL Server の[Data]ディレクトリに移動します。 ファイルの上書きを確認するメッセージが表示されたら、[はい]をクリックします。
- コマンドプロンプトで「osql -E」と入力し、Enter キーを押します。
注意:Microsoft SQL Server の名前付きインスタンスにログインする場合は、次のコマンド構文を使用してログインします。
osql -E -S <SQL Server 名>\<インスタンス名>
- 次のコマンドを、指定された順に入力します。
1> exec sp_attach_db @dbname = "<BlackBerry Configuration Database 名>",
2> @filename1 = "C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL\Data\<BlackBerry Configuration Database 名>.mdf",
3> @filename2 = "C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL\Data\<BlackBerry Configuration Database 名>.ldf"
4> go
1> quit
- コマンドプロンプトを閉じます。
新しい BlackBerry Configuration Database に接続するように BlackBerry Enterprise Server を設定するには、次の手順に従います。
- BlackBerry Enterprise Server で、[スタート] > [すべてのプログラム] > [BlackBerry Enterprise Server] > [BlackBerry Server Configuration]の順にクリックします。
- [データベース接続]タブで、[データベースの変更]をクリックします。
- データベースの変更ウィザードで、新しい Microsoft SQL Server 名と既存の BlackBerry Configuration Database 名を指定します。
- ウィザードの指示に従って続行します。 [サービスを開始]チェックボックスがオンになっていることを確認し、[完了]をクリックします。
- [管理ツール] > [サービス]の順に開き、すべての BlackBerry Enterprise Server サービスが正常に開始したことを確認します。
注意:BlackBerry Database Consistency Service は無効になっていることがあります。 これは正常な動作です。
- BlackBerry Manager を開き、すべての BlackBerry スマートフォンユーザーが実行中ステータスになっていることを確認します。
- BlackBerry スマートフォンからメッセージの流れをテストします。
- コマンドプロンプトを閉じます。
BlackBerry Enterprise Server ソフトウェアバージョン 4.1 の場合は、データベース通知システムをインストールします。
- RimEsp.dll ファイルを新しい Microsoft SQL Server の C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL\Binn フォルダにコピーします。
- Microsoft Query Analyzer で、インストールメディア上の Database\DBInstallScripts\SQLServer\4.1 フォルダを開きます。
- NotifyInstall.sql ファイルを開き、<_databasename> を BlackBerry Configuration Database の名前に置き換えます。
- スクリプトを実行します。
- Microsoft Query Analyzer に次のメッセージが表示されることを確認します。
関数 dbo.xp_RIM_xxxx が登録されました。
追加情報
MSDE サーバーインスタンスから別のコンピュータ上のフル Microsoft SQL Server に移動する場合は、BlackBerry Enterprise Server のメールエージェント制限を増加する方法について、KB04039 を参照してください。
BlackBerry Configuration Database が使用中というエラーメッセージが表示される場合は、次の手順に従います。
- コマンドプロンプトで次のコマンドを入力して、BlackBerry Configuration Database からすべての BlackBerry スマートフォンユーザーアカウントを削除します。
OSQL –E
1> Use Master
2> ALTER DATABASE DATABASE_NAME SET SINGLE_USER WITH ROLLBACK IMMEDIATE
3> GO
4> USE DATABASE_NAME
5> GO
6> Exit
- コマンドプロンプトで次のコマンドを入力して、BlackBerry Configuration Database をデタッチします。
OSQL –E
1> Use master
2> sp_detach_db @dbname = DATABASE_NAME
3> go
4> Exit
- コマンドプロンプトで次のコマンドを入力して、BlackBerry Configuration Database をアタッチします。
OSQL –E
1> use master
2> EXEC sp_attach_db @dbname = "BESMgmt",
3> @filename1 = "C:\Path_to_file\BESMgmt.mdf",
4> @filename2 = "C:\Path_to_file\BESMgmt.ldf"
5> Go
6> Exit